猫目茶寮

その時々の、好きなことを気まぐれに
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  [ 「東京は夜の7時」矢野顕子 ]
2006-09-28(Thu) 21:05:36
東京は夜の7時
「東京は夜の7時」矢野顕子

「東京は夜の7時」っていうとピチカート・ファイヴを思い出してしまうけれど、これは矢野顕子のライブアルバム。
1979年のリリースだそうです。まだ子供だよ、私。
昔のアルバムだけど、今回初めて聴きました。
バンドのメンバーが豪華で、細野晴臣、坂本龍一、高橋幸宏の他に、山下達郎まで参加してます。

矢野さんのアルバムは持っていないのがあと3枚くらいあって、これがそのうちの一つだったんだけど、ちょっと聴いてみようかな…と思い立ちまして。

アルバムの最初から、ああ、矢野顕子のメロディだなぁ…と思いました。
聴いていると元気がでます。別に、元気付けるような内容の歌をうたっているわけじゃないんだけれど。

「いもむしごろごろ」なんて、 ♪いもむしごろごろ ひょうたんぽっくりこ♪ って、本当にそれだけの歌詞しか歌ってないのに、すごくいろんなものを見せてくれる感じ。異国の物語が始まるようなイントロで、曲が進むと都会の夜を連想させるような雰囲気もあったりして。

そのほか、楽しくなったり、郷愁のようなものを感じたり、聴いているとかなり気持ちが盛り上がる42分間です。
メンバー紹介をしながら演奏される、最後の曲「WALK ON THE WAY OF LIFE」も面白かった。
今回、聴いてみて良かったです。
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本日のCD・レコード音楽TB : 0CM : 4
  [ 「彩雲国物語~紅梅は夜に香る」雪乃紗衣 ]
2006-09-27(Wed) 19:38:47
彩雲国物語 紅梅は夜に香る
「彩雲国物語~紅梅は夜に香る」雪乃紗衣 (角川ビーンズ文庫)

「彩雲国物語」11冊目。この巻から新章スタートです。

任地の茶州で起こった事件の責任をとって、官位を下げられ、謹慎中となった秀麗。
そんな秀麗の前に、突然、「あんたにガツンと結婚申し込んで来いって言われたんだけど」と奇妙な男が現れる。

まだ導入部なのか、あまりストーリーに進展がなく、盛り上がりも少なかったかな。
変な男に求婚されてるけど、恋愛度数は低めでした。
キャラクターは増えましたね。また強気な女の人が登場。

秀麗がものすごく仕事熱心だから、読んでいると、「すみません、私も真面目に働きます…」と少し思うよ。(「少し」ですか)
でも私は出世したいとか全然思わないけどねー。

以下、ややネタバレ。たいしたことは書いてません。

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読んだ本。TB : 0CM : 2
  [ 「NO.6(ナンバーシックス)」#5 あさのあつこ ]
2006-09-25(Mon) 19:28:32
NO.6(#5)
「NO.6(ナンバーシックス)」#5 あさのあつこ(講談社 YA!ENTERTAINMENT)

近未来の管理都市を舞台にした物語、「NO.6」の5巻目。借りて読んでます。
前の巻までの内容を結構忘れてしまっていたので、記憶をかき集めながら読みました。

沙布を助けるために、矯正施設へと潜入した(というか連行された)紫苑とネズミ。そこはこの世の地獄のような場所だった…。

というわけで、地獄のような場所で、ハードな展開が繰り広げられるわけなのですが、どうもあまり重さとか緊迫感が伝わってこなくて、さらさらと読んでしまいましたよ。
そして思っていたほど、話が進みませんでしたね。

今までヤングアダルト向けの形で刊行されていたこの作品、10月から文庫化(講談社文庫)されるようです。
「バッテリー」は児童書でスタートして、大人も楽しめる作品でしたけど、「NO.6」はちょっとどうかな…と思ってしまいます。
厳しいかな、私。
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  [ 「タペストリー」遊佐未森 ]
2006-09-23(Sat) 18:31:46
何の祝日なのかあまり考えていなかったけど、秋分の日でした。
折り返し地点。これから陽はどんどん短くなっていきます。
朝晩もかなり涼しくなってきたし、秋ですね。

よく晴れた秋の日に聴きたくなるのは、遊佐未森の「タペストリー」
最近、よく「タペストリー」が頭の中で流れています。
東芝EMI時代の曲の中では、一番好きな曲かなぁ。
メロディーも爽やかにドラマティック。そして、歌詞が良い。

日々の暮らしの中で、織り上げていく胸の中のタペストリー。
この曲の中で歌われていることが、私にはものすごくクリアに伝わってくる感じなのです。

  「時をのせて タペストリー
   ひなげしの花も
   出会った空の青さと
   ひとつになってゆく」

ここの部分が特に好き。
こう歌った後、間奏に入って、青空がひろがり、遙かに時がめぐっていくような感覚になるところもたまらない。

  「時をのせて タペストリー
   いつかは朽ちても
   陽に灼けた壁の跡に
   幻をのこして」

というところも、いいですね。
朽ちてしまっても、それで終わりじゃなくって、何か余韻のようなものが残っている、何かが先へと伝わっていく、伝えられていく、というのがね。
生きてきた人の想いって、そういうものだと思っています。

echo    TRAVELOGUE sweet and bitter collection
アルバム「ECHO」に収録    ベストアルバム「TRAVELOGUE」にも入ってます

音楽TB : 0CM : 2
  [ 「ニシノユキヒコの恋と冒険」川上弘美 ]
2006-09-21(Thu) 21:26:45
ニシノユキヒコの恋と冒険
「ニシノユキヒコの恋と冒険」川上弘美 (新潮文庫)

川上弘美は以前に「センセイの鞄」と「椰子・椰子」を読んだのですが、あまり私の心には波紋を呼びませんでした。
それなのに、本屋で平積みになっていたこの本を見かけて、ふらふらと衝動買い。何か引っかかるものがあったんでしょう。装丁もちょっとかわいくてね…。

顔も良くって、優しくて、常に女の人にモテモテのニシノユキヒコ。少年時代にはじまり、年を重ねて中年になっても、彼の側には常にいろんな女の人がいて、次から次へと恋愛を繰り広げていく。そんなニシノと交情のあった十人の女性がそれぞれに思い出を語る連作短編。

ニシノさんの女性遍歴は派手ですが、淡々とした文章で綴られているので、私も淡々と読み進めました。
女の人に囲まれつつも、本当に誰かを愛することはできず、結局は一人だったニシノさんを見ていると、もの悲しい気持ちになってしまいます。

以下、内容に触れています。

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読んだ本。TB : 0CM : 6
  [ 「ハチミツとクローバー」10巻 ]
2006-09-19(Tue) 20:55:40
ハチミツとクローバー 10 (10)
「ハチミツとクローバー」10巻 羽海野チカ (集英社クイーンズコミックス)

「ハチクロ」最終巻。
読んでいて、とてもキラキラしたものを感じてしまいました。
キラキラっていう言い方、誤解を生むかなぁ。
私が思っているのは、淡くて明るくてきれいな色の光のようなもの。
やさしくてリリカルな感じもする最終巻でした。

ネタバレします。↓
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マンガマンガTB : 0CM : 4
  [ 「夢の果て」安房直子 ]
2006-09-17(Sun) 17:10:37
夢の果て―安房直子十七の物語
「夢の果て~安房直子十七の物語」文 安房直子 / 絵 味戸ケイコ (瑞雲舎)

1974年~1987年にかけて、雑誌「詩とメルヘン」に掲載された十七の短編を収録。
安房直子さんの文と味戸ケイコさんの絵が、溶け合いつつも、それぞれに独自の光を放っているような感じの一冊。装丁も味戸さんがしています。

安房直子さんの童話は昔から好きだったのでした。
でももう、ずっと読んでいなかった。
この本は去年の12月に出版された本。
発売されていたことも知りませんでしたが、偶然、本屋でこの本を見つけて、久しぶりに読んでみました。

いちばん最初に載っている「ほたる」という話の、
「今、駅にあかりがともったところでした。」
という、その一文を読んだだけで、なんだか懐かしくてたまらないような気持ちになりました。
夕暮れの山の駅に、「熟れた柿の色」のあかりがともる情景が目に浮かんで。

安房さんの書く物語は、幻想的で静かな世界。読んでいて、心の中に見えてくる風景の色合いがきれいな感じです。
ほんわりした話もあるけれど、どことなく寂しげだったり、怖さを感じるものも多いと思います。
この本では、蒼くて闇を感じさせる味戸さんの絵が、更にその雰囲気を増幅させているような気がしました。
読んだ本。TB : 0CM : 0
  [ 盛岡買い物メモ ]
2006-09-14(Thu) 19:24:01
盛岡買い物編。
と言っても、たいして買い物していません。
紺屋町界隈の気になるお店が、ほとんどお休みだったということもあります。
休みであるということは、ある程度は予想していたんですけどね。
盛岡に旅して、確実に買い物したいという人は、日曜日は外したほうがいいかもしれません。

今回、私がいちばん物を買い込んだお店は「hina」です。
盛岡には「hina」というかわいい雑貨屋さんがある、という噂を聞きまして、行ってみたというわけです。
小さなお店ですが、本当にかわいい品揃え!
ハンドメイド系の雑貨もいろいろ…。女子の魂を持つ人は行くべきです。

岩手の特産品や、宮沢賢治の作品をモチーフにしたふきんがかわいいです。

20060913-1  
     私は宮沢賢治の一筆箋と
     ふきん三枚セットを購入。
     一筆箋は友達のお土産にも
     買いました。

ふきんはいろいろなデザインがあって、どれもこれもかわいくて、全部欲しいくらいだったのですが、そんなにふきんばっかり何枚もあってどうするの?(ふきんなんだから拭けばいいんだよ)、落ち着いて冷静になるのよ!と自分に言い聞かせ、買い物欲を抑えました。

20060913-2  20060913-3

ふきんはこんな感じ。
やっぱり他の柄も気なるなぁ…。

20060913-6   
    ふきんを目の前にして、
    冷静になったつもりでいましたが、
    実は全然冷静にはなっていなくって、
    衝動的に手提げバッグを購入。
    明らかに冬用ですが、
    買わずにはいられない感じで。


他に岩手のスタンダードなお土産として、白沢せんべい店で南部せんべいを買いました。

20060913-5  
     いろんな種類が入っている
     箱入りも買ったのですが、
     この筒に心ひかれてしまい、
     これは自分用に購入しました。


前に来たときにも思ったのですが、岩手には、わりと私の心のアンテナにひっかかるような物が多いのですよ。
誰かにあげたいと思うような、ちょっとしたかわいいお土産が、わりとすぐに見つかるような感じなのです。
散歩・お出かけTB : 0CM : 4
  [ 盛岡さんぽアルバム ]
2006-09-12(Tue) 22:48:04
盛岡を歩くのは二度目です。
最初に来たのはもう何年も前で、その時は、花巻、遠野を中心に旅行しました。

旅先では、ついつい歩いて、歩いて、歩きまくってしまう私。
今回の盛岡でも限られた時間内で、歩き倒しました。翌日は筋肉痛です。
それでは、9月10日(日)のお散歩コース。(写真はクリックで拡大します)

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盛岡城跡の岩手公園を抜けて…、


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赤レンガの岩手銀行を通り過ぎ、古い建築物が残る紺屋町界隈へ。


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風情のある街並みです。
この辺り、老舗のお店が多くありますが、日曜だったせいか「本日休業」ばかり。
開いていたのは煎餅屋さんくらい。白沢せんべい店でお土産を買いました。

お城(の跡)があって、緑が多くて、大きな川が流れていて、昔からのものが残っていて…と、良い雰囲気の街です、盛岡。
官庁街の街路樹がトチの木で、トチの実が歩道にころころと落ちていました。
トチの木が街路樹なんだぁ…と、新鮮な驚きがありました。面白い。
実際問題として、トチの実が歩道に転がってたら、ちょっと危ないかもしれませんが。

さて、気温も上昇し、歩き続けているので体温も上昇し、汗はダラダラ、それでも道を進みます。
石川啄木が結婚した当初、住んでいたという「啄木新婚の家」に立ち寄り、更に歩いて「い~は~と~ぶアベニュー」のある材木町へ。

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     通りには宮沢賢治が
     座っていました。
     
     そして、賢治の
     「注文の多い料理店」の
     出版社である光原社へ。



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光原社は、今は民芸品を扱っている雑貨屋さん。中庭に喫茶店もあります。
光原社可否館で、やっと一休み。
とても暑かったのでアイスクリームを注文してみたのですが…、お皿の上に載って出てきたのは、目を見張るほど山盛りのアイス!
私、この五分の一くらいの量でいいんだけど…と思いながらも、全部いただきました。
結局、このアイスクリームが私のお昼ご飯になりました。アイスが主食。

このあたりで旅も時間切れ。
あとは急いで駅へと向かいました。


時間は前後しますが、この前日に、盛岡の雑貨屋さん「hina」に行ったのでした。
今日はちょっと長くなったので、盛岡買い物編(?)はまた後日!
散歩・お出かけTB : 0CM : 2
  [ 遊佐未森 ミュージアムコンサート ]
2006-09-10(Sun) 21:30:08
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9月9日(土)、岩手県立美術館で開催された「遊佐未森 休暇小屋ミュージアムコンサート」に行ってきました。
入場無料の美術館のイベントです。

開場12時で、開演2時。開場のちょっと前に行ったら、未森さんがリハをしているところでした。少しだけだけど、観れて得した気分。もうちょっと早く行けば良かったか…。

席を確保したあと、時間があったので、美術館の展示を観ていました。
この日は、「サウンド・スケープ」という企画もあって、館内に一日中、BGMのように未森さんの歌声が流れていました。美術館にふさわしいような静かめの曲が。
音楽を聴きながら、絵や彫刻を観るって、あまりないことですよね。

さて、肝心のコンサート。
20060909-2
   開場は美術館のグランド・ギャラリー。
   階段の踊り場がステージです。
   この写真は携帯で撮ったので
   ちょっと見にくいですね。
   席は、前の方が座布団で、
   途中から椅子でした。
   私は正座したくないので(笑)
   椅子にしました。


メンバーは、遊佐未森:ボーカル・ピアノ 今堀恒雄:ギター Miya:フルート の三人編成でシンプルに。
会場の天井が高いので、音の反響も良くて、とてもいい感じに歌声に包まれることができました。

美術館の無料イベントで幅広いお客さんが来ているから、有名な曲を…ということなのかな、懐かしの「地図をください」を聴くことができました。
フルートの音色が、空へと昇っていくような感じで、聴いていて気持ちよかったです。胸いっぱいになってしまいました。

古い曲では、ギターの伴奏で「君のてのひらから」をやったのですが、美術館という場所で聴くこの曲は、格別な味わいがありました。
ちょうど、開演前に彫刻の展示を観ていて、この曲のことを思い出したばかりだったんです。
だから「君のてのひらから」のイントロが流れたとき、おおー、そうだよね、美術館でこれやんなきゃね!と思いましたよ。

あと、本当に会場の音の響きが良かったので、未森さんが、「ちょっと、今、思いついたんだけど…」と言って、マイク無しで、アカペラで、イタリアの歌曲を歌ってくれました。
これは本当にメニューになかったことなのかな。
美しい歌声が、直に伝わってきて、もう、女神が降りてきたかと思いましたよー。

そして今回のスペシャルメニューは、ケイト・ブッシュの「嵐ケ丘」!
これはもう、全然予想してなかったので、びっくり!うれしーーい。
貴重なものが聴けました。

ラストは「素肌」「オレンジ」と盛り上げて爽やかに。
「オレンジ」って結構ノリの良い曲ですよね。CDで聴いたときは、こういうふうになる曲だとはあまり思ってなかったのですが。(好きな曲だったけど)
アンコールは「sweet petite」で、楽しく幕を閉じました。

未森さんは、このあと仙台のジャズフェスへ。(ステージでは一言も触れなかったけど)
私もかなり、かなり、かなり迷ったんだけど、やはり行きませんでした。(そんなに迷うんなら行けって?)
どうだったのかなー。

でも、私は美術館でかなり満たされましたので。
行ってよかった!と、心から思いました。


セットリストを書いておきます。↓
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LIVE、イベント音楽TB : 0CM : 6
  [ 盛岡にて ]
2006-09-09(Sat) 20:18:56
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今日は盛岡にやって来ました。
駅の正面には啄木の文字が…!
今回の旅の目的は、県立美術館で開催された遊佐未森コンサートです。
…すっごく良かった!
来てよかったです。
詳細は帰ってから書きます~。


追記*詳細はこちら
散歩・お出かけTB : 0CM : 0
  [ みのりのあきですよ ]
2006-09-07(Thu) 21:57:24
20060907

コスモスは秋の花。でも暑い盛りからもう咲いてました。
夏の気分でいるうちから、秋は静かに近づいてきていたというわけです。

ここ数日ですっかり涼しくなってしまって、秋なのねー、という思いがひしひしと。日も短くなってきました。
時々寒いくらいですが、季節では秋が一番好きなので、私はうれしいです。


今が収穫期なのか、知り合いの農家の方から、やたらめったらトウモロコシをもらいます。
このあたりではトウモロコシのことを、「とうきみ」「きみ」と言います。国道に「きみ」って手書きの看板出てますからね。(ローカルな話題…)
現在、家では常にきみがある状態で、毎日食べまくりです。
食べても食べても次から次へともらってしまうのです。


秋といえば、読書の秋ですが、最近読書は停滞中。
世の中の読書ブログをやっている方々は、どうしてあんなに速いペースでコンスタントに本を読むことができるのか、感心します。
私は月に最低四冊読めたらいいな、と思っている程度なので。
しかし、ついついいろいろ買い込んでしまい、向こう3、4ヶ月くらいはもう買わなくてもいいくらい、未読のものがたまっています。
今月はこれから読書の秋にしたいものです。
と言いつつ、今週末は出掛ける予定があるので、まず読めない気が…。


「みのりのあきですよ」って、昔、矢野顕子の曲にあったのです。
ほんとに、みのりのあきです、ってそれだけのことを言っているような歌なのですが。
♪「おいしいあきです むしもないてます」
日々のことTB : 0CM : 4
  [ 「道はつづく」ハンバートハンバート ]
2006-09-05(Tue) 21:29:46
michi    20060905

「道はつづく」 ハンバート ハンバート

ハンバートハンバートの5枚目のアルバム「道はつづく」が出ました。
ジャケットも良い感じ。ハンバートを聴くと懐かしいような気持ちになるから、こういうジャケットはあっていると思います。ディスクもかわいかったんで画像載せてみました。

シンプルでナチュラルで、あったかくて哀しい、そんなアルバムです。
とてもゆったりとした気分になるんだけど、よく聴いてみたら現在進行形で幸せな曲は、ほとんど無いのでした。
ほんのつかのまでも一緒に歩いてきた道が、今、決定的に分かれていくというような…。
でも「道はつづく」んですね。おっ、繋がった(笑)

遊穂さんと良成さんの歌声が、それぞれまろやかで、心にしみわたってくる感じです。聴いていると落ち着きます。

1曲目の「願い」が、想いが静かに広がっていくような感じで、聴いていて心地良いです。
あと、「1時間」のメロディーの端々が切なげで、過ぎ去った時間を思い出させるような感じです。
「怪物」のシュールで怪しげなところも、もちろん好きです。♪「ざざざざ ぞぞぞぞ ぬるい風が吹く」の擬音がいいな。

今、アルバム聴きながら書いてますけど、やっぱり呼吸が楽になるような感じの音楽です。
本日のCD・レコード音楽TB : 0CM : 4
  [ 「花まんま」朱川湊人 ]
2006-09-02(Sat) 23:06:36
花まんま
「花まんま」朱川湊人 (文藝春秋)

以前、恒川光太郎の「夜市」を読んだときに、「朱川湊人の作品に通ずるものがある」という意見を目にし、気になっていた作家です。
この本、直木賞受賞作だったんですね。

「花まんま」は昭和30年~40年代くらいの大阪を舞台にした短編集。
六編収録されていますが、いずれも、大人になってから子ども時代の不思議な体験を思い出すという形の話になっています。

同じ年代に小学生時代をすごした人ならば、かなり郷愁を感じるのかもしれません。(私はこれよりも下の世代です)
大阪で育った人は特に。
この本を読んでいて、大阪という場所の独特な雰囲気のようなものをとても感じました。

昭和の時代の大阪の下町で暮らす人々。
その日常の中に、ちょっとだけ潜んでいる不思議な出来事。
それは、高架下にいた男から買った奇妙な生物、前世の記憶がある妹、火葬場の前で突然動かなくなる霊柩車、言霊の力で人を死に導くおばさん、などなど。

「妖精生物」はちょっとリアルすぎる感じで怖いんですが(印象が強烈です)、他の話は、しっとりとした優しさのようなものを感じます。
しっとり、そうですね、決して乾いてはいない世界です。場合によっては、じっとり、かも。
そしてどの話にも死が描かれています。
死の気配を、とても意識しながら読みました。

子どもの社会にも、大人が決めた差別が深く根を下ろしていたりとか、泥臭い部分もあるのですが、読後、しみじみとした気持ちにさせるものがありました。


以下、内容に触れています。
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読んだ本。TB : 0CM : 0

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