猫目茶寮

その時々の、好きなことを気まぐれに
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  [ 「本屋の森のあかり」1巻 磯谷友紀 ]
2008-05-31(Sat) 23:07:10
本屋の森のあかり 1 (1) (講談社コミックスキス)
「本屋の森のあかり」1巻 磯谷友紀 (講談社コミックスキス)

マイミクさんがこのマンガのことを書いていて、面白そう、気になるなぁ~と思っていたのですが、すぐに読んでみよう!とはまだ思っていなくって、でも、今日、本屋に行ったら平積みになっていたのでした。
おおぅ、それは私に買えってことですか!?
本の神様の「お買いなさい」と言う声が聞こえたので(空耳でしょうか)、とりあえず1巻だけ買ってみました。

大型書店で働く女の子のお話です。
愛知県岡崎の支店から東京の本店へと異動になった主人公のあかり。本店は仕事の量もスピードも支店と違っていろいろ大変。でも素敵な先輩もいて、本の素晴らしさを教えてくれる。自分も頑張ってお客さんに本を届けたいと思う。

コミックスの帯の上にさらに帯がかかっていて、一番上の帯は「春の太鼓判フェア」だったのですが、それを外したら、もう一つの帯に「本屋×メガネ男子=最強―!!」と書いてあって、笑いました。
その本屋のメガネ男子は、一日に10冊の本を読み(すごいよ)、人間よりも本が好きだという副店長、寺山杜三なのですが、杜三という名前の由来は「万博の某キャラクター」だそうで、メガネよりもそのエピソードのほうが私は印象深かったですよ。

本屋さんで働く、本好きな人たちの情熱がいい感じです。前向きに働くあかりにも頑張れといってあげたいです。
最近、本はネットで買うことの多い私ですが、やっぱり本屋もいいよなと思いましたよ。

「本屋の森のあかり」というのは、「不思議の国のアリス」からきているのかな。それに加えて、本の森に灯りがともっているような不思議なあたたかさのあるイメージで、いいなぁと思います。
そして本当にあたたかな感じのお話です。

近いうちに、続きも買います。
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  [ 「Papa told me~街を歩けば」榛野なな恵 ]
2008-05-29(Thu) 22:00:56
papa

「Papa told me~街を歩けば」 榛野なな恵 (集英社 クイーンズコミックス)

大人びた小学生、知世ちゃんと作家のお父さん。自由で創造的な父子家庭を目指す二人の日々を描いた漫画。
4年前に27巻が出て、もう続きは出ないのかしら?と思っていた「Papa told me」の新刊が出ましたね。
でも28巻ではないのですね。「街を歩けば」って副題が付いてますが、内容的にはそのまま27巻の後に描かれたお話です。掲載誌「YOUNG YOU」が無くなっちゃったから、こうなったのでしょうか。収録作品も途中から「コーラス」掲載になってます。
ずっとセピア色っぽかった表紙が、今回はベタ塗りみたいな感じでなんだかさびしいですの。

コスモスをたくさん抱えてタクシーに乗る話と、最後の古本屋さんの話が好き。

お父さんは作家だし、知世ちゃんは読書好きだし、「Papa told me」では、本というもの、本の中にある世界、本からあふれ出てくるものを大事にしている気がします。
最後のページの言葉、共感できると思いました。


  「はかない紙の束

   いつかは消えてゆく 過去からの かぼそい歌声

   でも ページを繰れば 今は ここにある 夢

   私だけの」


ところで、この巻には編集者の北原さんが1コマしか登場しませんね。宇佐美さんはいるのにー。
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  [ めくるめく 春はゆく ]
2008-05-27(Tue) 22:23:35
20080527-2

春っていうか、夏も近づく八十八夜もとっくに過ぎちゃってますが、まだ桜。
遅咲きの桜も、もうそろそろ終わりです。


20080527-3 


      20080527-5

風に乗ってあちこちに桜色のかけらが降りてきているので、遠回りをして帰ってみる。
花びらの道を行きましょう。


20080527-1

この草ぼうぼうの場所は、昔は木の柵で囲ってあって、中は果樹園か何かだったのでした。
柵で囲まれた場所。ちょうど正面に、木でできた扉があって、桜の木が門のようでした。
今は桜の絨毯。向こうには何にも無いけど、ゲートをくぐってまっすぐ進むと、どこかに行けるかもね。

なーんてことを書きながら、自分でも「何を書いちゃってるんでしょうねぇ、この人は」と思っている。桜マジック。
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  [ 「くらしのいずみ」谷川史子 ]
2008-05-25(Sun) 22:31:34
くらしのいずみ (ヤングキングコミックス)
「くらしのいずみ」 谷川史子 (少年画報社 YKコミックス)

私はりぼんっこだったけど、読者だった時代が谷川さんの活躍していた時とはずれていたのでしょう。
デビュー作(投稿作?)は読んだ覚えがあるのですが(新人漫画家傑作選みたいなコミックスに載っていた)、作品をちゃんと読んだのは今回が初めてです。

ほのぼのした作風の人だというイメージがありましたが、本当に!
本の帯に「谷川さんはまんが界の永遠の少女です。」と書かれてありましたが、本当にそうでした!
もうほんとうにかわいいのー。
初の青年誌からの単行本だそうですが、えっ、青年誌なんすか?というほのぼのぶりでした。

6組の夫婦を題材にしたオムニバス形式の短編集です。その他に読み切りが1本。
それぞれの夫婦の日常生活の中でのちょっとした(あるいは深刻な?)出来事が描かれています。
どの夫婦も初々しくてかわいらしい。描く人によってはどろどろしそうな設定もあるのに、谷川さんはキラキラとあたたかいのでした。なんだか読んでいて微笑んでしまいます。

登場人物の中に大貫多恵という人と矢野顕生という人が出てくるのですが、谷川さんもそういう音楽が好きなのかしら。
矢野顕生さんがすごく若い奥さんと結婚する話が好きです。

あと、どうでもいいですが、谷川さんと私が同じ誕生日だったということをさっき知りました。ちょっと親近感。
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  [ 「センネン画報」今日マチ子 ]
2008-05-23(Fri) 22:35:17
センネン画報
「センネン画報」 今日マチ子 (太田出版)

マイミクさんのところからリンクをたどり、一目惚れしてしまった今日マチ子さん。
早速、単行本を購入しました。
ブログでほぼ毎日描かれた1ページマンガをまとめた作品集です。一編、ストーリーマンガも収録されていて、それも良いです。

ああー、素敵なんですよ、本当に!
淡い色彩、透明な青の色、流れる風、ゆらめくカーテン、広がる街、水辺の風景、それらの中にいる男の子と女の子。
1ページの、一コマ一コマの中に流れる空気の感触が、こちらにも伝わってくるようです。
やわらかな絵なんだけれど、とても鋭さを感じる部分もあり、どきりとさせられたりもします。
儚い一瞬だけど、永遠の一瞬みたいな、そんなきらめきも感じます。

1ページマンガだから、開いてぱらっと見るのもいいです。本を開くたびに、本の中から風や光なんかが流れてくるような感覚です。
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  [ 「鳥と猫と街の歌」山田晋吾とマキノリョータ ]
2008-05-20(Tue) 21:15:33
20080520

「鳥と猫と街の歌」 山田晋吾とマキノリョータ

山田晋吾とマキノリョータの三枚目のアルバム「鳥と猫と街の歌」を私も手にしました!
山マキさんは、バイオリンとギターの二人組ユニット。ヨーロッパのジプシーや伝統音楽を彷彿とさせるオリジナル楽曲を演奏しています。

ネットをめぐっていると、このアルバムを手にした方々はみんな嬉しそう。
東海地方を中心に活動しているユニットなので、北の大地の私は距離的には結構離れているんですけど、やっぱりとっても聴きたい~~と思い、またCDを通販しました。

山田晋吾とマキノリョータって?という方は、マイスペースで試聴! → 
マイスペースで聴いてるだけでも、いろんな風景が見えてきて、心が浮き立つ感じです。
民族音楽とか好きな人は、きっと「ママ」「世界」など、好きになるのではと思います。

なんと言いましょうか、ゆるやかな風が吹く丘の上にいるような気持になったり、異国の街角にいるような気持になったり、夜の屋根裏部屋にいるような気持になったり、いろいろなイメージが広がっています。
バイオリンもギターもドラマティックで素敵です。
ハーディーガーディーという楽器の、カーニバルっぽいけれど寂寥を感じる不思議な音色に痺れてます。
マキノさんの歌声は憂いを含んだ感じで、夜の気配がするなぁと思いました。

自然に何回でも聴けそうな感じだし、今は何回でも聴きたい感じなので、きっとこれから何回も聴くと思います♪
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  [ 「彩雲国物語~黎明に琥珀はきらめく」雪乃紗衣 ]
2008-05-17(Sat) 20:09:50
彩雲国物語  黎明に琥珀はきらめく (角川ビーンズ文庫 46-16)
「彩雲国物語~ 黎明に琥珀はきらめく」 雪乃 紗衣  (角川ビーンズ文庫)

水面下ではいろいろ読んでいたんですけど(おもにマンガ…?)、なんとなーく記事にする気力がなくてボケボケとすごしていました。

書くのが遅くなりましたが、「彩雲国物語」の新刊も読みました。表紙の画像をアップするたびに、なんだか照れるような気持ちになります。(華やかな絵柄ににあまり慣れていないのです、きっと)

この巻で本編は13冊目。
王の側近の一人だった絳攸が、上司(紅黎深)の職務怠慢を止められなかったという罪で投獄されてしまいます。監察御史の秀麗は、なんとか絳攸を弁護する道を探し出そうとしますが、術をかけられた絳攸は意識不明の状態に陥ってしまいます。裁判の日までに絳攸の意識は戻るのか?そして秀麗は絳攸の正当性を立証できるものを導き出せるのか?

宮廷の中にもいろいろと派閥があるようで、国王を擁護する者たちと、それに取ってかわろうとしている者たちがいるようです。
その中で秀麗は王を助けて良い国を作ろうと頑張っています。
歴史小説のような権謀術数のかけひきの面白さ、仕事に燃える秀麗の成長ぶり、随所にときめきもあり、けっこうコミカルで笑いもとれる、面白いですね、「彩雲国物語」!
世界が大きく広がっていって、今まであちこちにあった伏線もだんだんと繋がってきています。
でもまだまだ続くんだろうなぁ。

絳攸と黎深がメイン(?)の話ということで、前作「隣の百合は白」を思い出しながら読みました。
今回も百合さんが登場しましたね。
最近、このブログに「黎深、百合」とかの検索でたどり着く方が多いのですが、たいしたこと書いてなくてすいません。でもいいよね、この二人!(笑)
黎深は単体ではどうでもいいのですが(酷い…)、百合さんと一緒だと株があがりますね。
不器用でどうしていいかわからないけど、ほんとは大切に思っているっていうのがポイントですね。それは養子の絳攸に対しても。
「李絳攸」っていう名前、一生懸命考えたんだろうなぁと思うと微笑ましい気持ちになります。
倶利伽羅絳攸には笑いましたが。

あと、燕青が秀麗の補佐をしていると安心感がありますね。安心キャラ?(笑)
清雅は秀麗のライバルだけど、この巻ではときめき担当なのかと思いました。
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  [ かもすぞー。 ]
2008-05-13(Tue) 22:27:18
20080513-1

家に帰ったら、もやしもんのマグネットがありました。
冷蔵庫を絶賛かもし中です。
(注:「もやしもん」は菌の漫画です。かもす=醸す)


20080513-2

楽しそうに語り合う二人。
何かを「かもす」相談をしているんでしょうかねぇ。


20080513-3

磁石だから、ヘアピン(パッチン留め)にもくっつくよ。
このまま髪につけたら、キュートに、かもされちゃいますよ。

うーん、すっかり脳内をかもされて、どうでもいい記事を書いている私です。

日々のこと | TB:× | CM : 10
  [ 猫の如く ]
2008-05-11(Sun) 21:40:25

20080511-2

この前、友達から届いた手紙に、
「さらにしなやかに やりたいように 猫の如く生きておくれ!!」
と書いてあって、なんかすごいなぁと思ってしまった。
わたくし的にはけっこう感銘を受けちゃいましたよ。
もう、座右の銘にしようかと思ったくらいで。
「猫の如く」
紙に書いて壁に貼っておこうかな(貼りませんってば)
よし、これからのテーマは、猫の如くだ。
…そんなんでいいのか? いいのだ。


20080511-1

たまには後姿など。

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  [ 「リストランテ・パラディーゾ」オノ・ナツメ ]
2008-05-10(Sat) 18:56:50
リストランテ・パラディーゾ  GENTE  1 (Fx COMICS)

「リストランテ・パラディーゾ」(太田出版)
「GENTE~リストランテの人々」1巻 (太田出版)

「リストランデ・パラディーゾ」
別れて暮らしている母を訪ねたニコレッタ。
母はリストランテのオーナーと再婚していますが、娘がいることを再婚相手に隠しています。
ニコレッタは親友の娘だと紹介され、リストランテで働くことになります。

このリストランテの従業員が老眼鏡の紳士ばかりなのです。
オーナーの奥さん(ニコレッタの母)が老眼鏡紳士好きなので、奥さんのためにそうしているのだとか。
訪れる客も、老眼鏡紳士にもてなされたい女性が多いようです。
そうそう、メガネ男子もいいけど、老眼鏡紳士も素敵ですよね(笑)
従業員のうちの一人、クラウディオに恋心を抱くようになるニコレッタの気持ちもわかりますわ。

ニコレッタとお母さんのわだかまりが、だんだんほどけていくのもよいです。

「GENTE~リストランテの人々」は、リストランテを作ろうとしたオーナーが従業員を集め(50歳以上の老眼鏡…)、開店してすぐの頃の話です。
店で働く人々、それぞれのドラマが描かれています。


この他にもオノ・ナツメさんの漫画をいろいろ読みました。(ほんとは読んだのは、2~3週間前なのですが)
イタリアを舞台にした作品が多いです。オシャレでスタイリッシュなんだけど、人間模様が絶妙な感じで描かれていて、じわじわと温かさが伝わってきます。
下の画像の三作は、かなりデフォルメされた絵柄で、他の人には真似できないような独特なものを感じました。

Danza (モーニングKC)not simple (IKKIコミックス)LA QUINTA CAMERA~5番目の部屋 (IKKI COMICS)
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  [ 「女の子の食卓」志村志保子 ]
2008-05-07(Wed) 21:17:27
女の子の食卓 2 (2) (りぼんマスコットコミックス クッキー)
「女の子の食卓」1~3巻 志村志保子 (りぼんマスコットコミックス クッキー)

りぼんのコミックスを読むのは非常に久しぶりな気がします。でもこの漫画は、わりと大人の女の子向けといったところでしょうか。
「食べ物」をテーマに、女の子たちのさまざまな想いを描く一話読みきりの短編のシリーズです。

家族のことや、恋愛や、いろんな想いを抱えて日々を生きている女の子たち。
日常の中に、何年たっても覚えているような鮮烈な一日があって、その出来事が、それにまつわる食べ物の記憶とともに描かれています。

たとえば、離婚して今は別々に暮らす父親の家を訪ねて行った少女に、お父さんが麦茶を出してくれる。その麦茶が甘いのです。
自分の家では麦茶には砂糖なんて入っていないのに、今、お父さんと暮らしている女の人は甘い麦茶を作っている。お父さんはそれを当り前のように飲んでいる。もうお父さんは、うちのお父さんじゃないんだなぁと思い知る話など。

女の子の可愛いところも嫌なところも描かれています。
成長には苦い思いがつきもので、苦いけれども、前向きに進んでいく力強さを感じる話も多いです。

私が普段読まないようなタイプの漫画家さんだと思うのですが、ストーリー展開も巧みで面白かったです。
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  [ 縄文気分で。 ]
2008-05-05(Mon) 17:27:37
5月4日。ゴールデンウィークということで、わりと簡単に行ける場所で、でも遠くに行ったような気分を味わいたくて、青森に行ってきました。
目指すは、三内丸山遺跡。縄文時代の遺跡です。

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たんぽぽの咲きほこる穏やかな縄文のムラ。
連休なので親子連れも多く、賑わっていました。
ここは復元された縄文時代の住居や、資料館などもあるのに、入場料もすべて無料。すごいですね、青森県。

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謎の櫓。(何に使われていたものなのか、いろいろな説があるらしい)
縄文の人がこういうものを作るのは大変だっただろう。人間ってすごい。


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竪穴式住居、いろいろ。
中にも入れます。なんだかかわいらしい。

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ちょっと「なまはげ」を思い出す形。
家を後ろから見ると、動物の頭みたい。



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遺跡の後、歩いて5分ほどの青森県立美術館に行ってみました。
雪の白を思わせる近代的なデザインの美術館です。
外も中も白くて、モダンで、ややシュールな感じもする不思議な建物。出入り口もたくさんあって、迷ってしまいそうな構造で面白かったです。
外に奈良美智の絵が展示されている八角堂という小さなスペースもあります。シンプルだけど、静寂を感じる雰囲気のある場所でした。
カフェ(「4匹の猫」という心惹かれる名前!)も充実していて、素敵な美術館です。

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時間の都合もあり、現在開催中の寺山修司展は観なかったのですが、館内あちこちに寺山修司が出没していました。(青森駅前でも立て看板等で、姿を見かけました)
美術館の屋根の上にいる人影もそうです。


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ここまで来たのに、展示観なくてすいません。
青森県立美術館にはまた来たいと思いました。
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  [ 「気配と余韻」原田郁子 ]
2008-05-03(Sat) 10:56:26
気配と余韻(初回限定盤)  気配と余韻
「気配と余韻」 原田郁子

クラムボンの原田郁子さんのソロアルバム「気配と余韻」を聴いております。
限定盤ブックCD(左の画像。右は通常盤)がまだあったので、そちらを注文してみたのですが、縦長で非常に収納しにくい大きさでどうしようかと(笑)
限定が手元にあるのは嬉しいですけどね。

カバー含む6曲入りで、トータルは短いんだけど、そのぶん、気配と余韻が広がるような。
「やわらかくて きもちいい風」と「Drifter」が好きで、何度も聴いています。
「Drifter」は、切々としたピアノ弾き語りに胸を打たれる感じ。
「やわらかくて きもちいい風」は、心の中の懐かしい場所へ連れて行くような、やわらかい風が吹いていますね。
聴いていると、今、この場所から、想いがどんどん遠くへひろがっていくような気がします。
風を感じる曲というのが好きなのですが、この曲もそうだなぁと思いながら聴いています。


このアルバムのツアーがもうすぐ始まりますが、けっこう地方の小さな会場でもやってくれるようで、うれしいな。

「やわらかくて きもちいい風」PV → 
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  [ 「流れ行く者~守り人短編集」上橋菜穂子 ]
2008-05-01(Thu) 20:50:24
流れ行く者―守り人短編集 (偕成社ワンダーランド) (偕成社ワンダーランド 36) (偕成社ワンダーランド 36)
「流れ行く者 ~守り人短編集 」 上橋菜穂子 (偕成社)

全十冊で完結した守り人シリーズの短編集。女用心棒バルサの少女時代の物語。
バルサは王の陰謀で父を殺され、父の親友だった武人のジクロに助けられた少女。二人は王の追手から逃れながら流浪の暮らしをしています。
「浮き籾」「ラフラ<賭事師>」「流れ行く者」「寒のふるまい」の4つの短編が収録されています。

バルサは13歳、幼馴染のタンダは11歳。
タンダは優しくて泣き虫な少年で、バルサは野生の獣のようにワイルドでありました。
逞しいバルサだけど、タンダの家族に気遣われて、胸一杯な感じになっているところ、しんみりします。
そんなふうに、村の生活で束の間の安らぎを得つつも、ジグロと一緒に用心棒の道を行くバルサなのでした。

タンダは、農夫として村で暮らしていく生活が向いて無さそうな少年です。
浮かれ稼業をしていて最後はよくない死に方をした「髭のおんちゃん」に、親近感を持っているタンダの気持ちもわかるように思いました。


この物語は、児童文学なのに殺伐とした描写も多いです。
それは、かっこよく闘っているということではなく、それなりの覚悟があって、命のやりとりをしているということ。人を刺した時の衝撃、痛み、命の重さが伝わるようになっています。
バルサは大人になってもずっと苦しんでいたものね。


本の最後は「寒のふるまい」という短い話です。
「寒のふるまい」とは、冬の最中の食べ物が乏しい時期に、山の獣たちに食べ物を分けることだそう。
「<寒のふるまい>でござる!大いに食べてござれ!」と言って、獣道に食べ残しなどを置いてくるのです。なんだかいい風習だなぁ、と思ってしまいました。
そしてその「寒のふるまい」が大好きなタンダが、かわいいのでござるよ。
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